V字回復の勘所その百十:
「報連相の徹底!」
暑さもいつしか遠ざかり、
夕暮れ時の北風に秋の訪れを感じる日々です。
今週木曜日は、
一年で最も月が美しいとされる15夜。
(満月は17日午前4時)
縁側で美しい月を見上げながら、
愛する人と一杯できれば幸せですね。
皆さんこんにちは!
V字回復コンサルタントの李です。
前回に引き続き、V字回復を行うために欠かせない
基本行動についてお話します。
基本行動で次に重要なのが「報連相」です。
「報告、連絡、相談」、
この頭文字を取って報連相と言います。
報連相は、書くときは報告→連絡→相談の順番ですが、
行うときはその逆です。
つまり、事前相談→途中連絡→事後報告、
この順番で行うのが正しい。
例えるならこういう事です。
営業社員A君は、
商談の二日前に提案内容をリーダーに「事前相談」します。
リーダーはその提案内容を精査して、
より良い提案に仕上げるためのアドバイスを行います。
A君はリーダーからのアドバイスに従い、
提案内容を改善して商談に臨みます。
ところが、
商談でお客様から厳しい条件を提示されました。
A君はその場を一旦外して、
携帯から「途中連絡」を行いリーダーの指示を受けます。
スピーディーに対応したことで、
競合他社を排してめでたく商談は成立します。
A君は帰社前に携帯から簡潔に「事後報告」を行い、
帰社してすぐに書類を仕上げて詳細の事後報告を行います。
このような、
報告、連絡、相談の循環ができていればOKです。
報連相とは、経営管理における基本の「き」です。
社員に対する人財教育をしっかり行うことが大切です。