V字回復の勘所その五十四:
「原価の改善が成功するか否かは、改善を推し進める「リーダー」と「チーム」にかかっています。」

皆さんこんにちは!

いや~、今ラグビーが熱い!
勝利に向けた判断と執念、
久しぶりに心奮えたV字回復コンサルタントの李です。

V字回復の勘所を連載しています。
今日のテーマは、

「原価の改善が成功するか否かは、改善を推し進める「リーダー」と「チーム」にかかっています。」

です。

原価の改善が成功するか否かは、
原価改善に責任をもって取り組む
プロジェクトリーダーにかかっています。

リーダーの現状認識が正しく、
発想が柔軟で実行力がある人物なら原価改善は成功します。

逆に、現状認識ができておらず、
発想が硬直的で実行力が乏しければ原価改善に失敗する可能性が高い。

現場から遠ざかり、
本社のデスクで書類と仕事しているとこうなってしまいます。

このような場合、各店の工務を巻き込んで「チーム」を結成し、
現状の問題を見つめ直すことが必要です。

・手戻り工事、

・手直し工事、

・手待ちロス、

・請求漏れと過払い、

・積算ミス、

・追加変更工事代金のとりっぱぐれ、

こうしたミスロス・ムリムダムラについて、
過去一年間における金額を可能な限り
集計することから始めてみてください。

すると、現状認識が進んでプロジェクトが動き始めます。