V字回復の勘所その百一:
「星取表で全員の課題を明確にし、誰をいつまでにどれくらいレベルアップさせるのか、その為に何をいつまでに行うのか、その結果どれほどの受注増加が見込めるのか、こうした問いかけを繰り返しながら営業プロセス管理と部下育成を行うことで組織の契約率を向上させることができます。」

「信賞必罰」

これは、組織を闘う集団に変える為に欠かせない要素です。

信賞必罰のないぬるい組織は、
自ら変わることができません。

すると、
環境変化に適応できないばかりか
根腐れを起こしてやがて衰退します。

信賞必罰は、
経営トップが自らの経営責任を問うことから始めなければなりません。

皆さんこんにちは!
V字回復コンサルタントの李です。

V字回復の勘所を連載しています。
今日のテーマは・・・

「星取表で全員の課題を明確にし、誰をいつまでにどれくらいレベルアップさせるのか、その為に何をいつまでに行うのか、その結果どれほどの受注増加が見込めるのか、こうした問いかけを繰り返しながら営業プロセス管理と部下育成を行うことで組織の契約率を向上させることができます。」

星取表とは、縦軸に社員名簿を、
横軸に営業プロセスが記入されたシートに、

先の初回接客チェックシートの評価結果を
転記して一覧にまとめたものです。

これを見れば、誰がどのプロセスに問題があるのか
一目で把握することができます。

この星取表を全員が共有して
初回接客のレベルアップに努めます。

星取表を導入すると、
店長たちの部下育成に対する意識も変わります。

多くの場合、店長たちは部下のどこが問題なのか
漠然としか分かっていない為、

何をどのように指導すればよいのか分からず、
部下育成が掛け声だけになっているケースがあります。

しかし、星取表を共有することで、
部下の課題を明確に把握できるようになり、
意欲的に部下育成に取り組むようになります。

・誰をいつまでにどれくらいレベルアップさせるのか。

・その為に何をいつまでに行うのか。

・その結果としてどれくらいの受注増加が見込めるのか。

こうした問いかけを繰り返しながら、
営業プロセス管理と部下育成を行うことで、
組織の契約率を向上させることができます。