V字回復の勘所その八十八:
「原価の逓減の為には、資材の集中購買範囲の見直しと業者評価を四半期毎に行い、可能な限り「三社見積りと価格交渉」を行う事が大切です。」

皆さんこんにちは!
V字回復コンサルタントの李です。

「畳の上で泳ぐ練習をするな、塩水を飲め」

この言葉が示すように、
起業、新規事業、経営改革、事業承継等は、
清水の舞台から飛び降りる覚悟がなければ、前には進みません。

V字回復の勘所を連載しています。
今日のテーマは・・・

「原価の逓減の為には、資材の集中購買範囲の見直しと業者評価を四半期毎に行い、可能な限り「三社見積りと価格交渉」を行う事が大切です。」

現場監督が指示予算内で実行予算を組んで
原価管理のPDCAサイクルを回すことは、
原価を下げるうえで大変に重要なことです。

しかし、それ以上に重要なのが
経営サイドが資材の集中購買範囲の見直しと業者評価を四半期毎に行い、
可能な限り三社見積りと価格交渉を行う事です。

仕入れ価格の逓減は
そのままコスト競争力のアップにつながります。

その仕入れを司る役員自身がコストに甘ければ、
当然現場の原価管理も甘くなります。

繰り返しますが、原価の逓減の為には、
資材の集中購買範囲の見直しと業者評価を四半期毎に行い、
可能な限り「三社見積りと価格交渉」を行う事が大切です。