V字回復の勘所その三十九:
「決算予測の営業利益を示してくれる独自の管理会計制度がありますか?過去の数字を集計しただけの試算表では未来に対する経営判断はできません。」
皆さんこんにちは!
V字回復コンサルタントの李です。
V字回復の勘所を連載しています。
今日のテーマは、
「決算予測の営業利益を示してくれる独自の管理会計制度がありますか?過去の数字を集計しただけの試算表では未来に対する経営判断はできません。」
です。
V字回復管理会計制度を
具体的に形にしたのが「決算予測シート」です。
決算予測シートとは、
営業利益の決算予測と損益の現状を示す
経営者必須の利益管理ツールです。
決算予測シートを使って、
受注済物件の粗利益と年間固定費を予測して計上することで
決算時の営業利益予測とその損益の内訳が示されます。
すると、目標営業利益と決算予測の営業利益とのギャップ、
すなわち残目標営業利益を適時把握できるようになるため、
いつまでにどれだけコストを下げて
売上高を上げなければならないかを
強く意識することができるようになります。
過去の数字を集計しただけの試算表では
未来に対する経営判断はできません。
それでは、後手に回って万年目標未達です。
V字回復管理会計制度を導入して運用することで、
「先手経営」が可能になります。
先手が打てれば営業利益をコントロールできます。
営業利益がコントロールできれば
目標達成の確率が高まるのです。