V字回復の勘所その九十五:
「アクションプログラムを正しく記入する事で、契約までのシナリオを正しく組み立てることができるようになります。また、アクションプログラムから契約までのシナリオをどう描いているのかを見て事前に部下の行動に対する先行管理を行い、軌道修正を適切に指導することで契約率が向上します。」
三菱自動車やフォルクスワーゲンのような不正問題が
なぜ繰り返されるのか?
高い目標を掲げたからではありません。
「理念なき経営」を行ったからです。
競合と業績とわが身の保身(出世)に捉われ、
肝心な経営理念が形骸化すればこのような問題が生じます。
皆さんこんにちは!
V字回復コンサルタントの李です。
V字回復の勘所を連載しています。
今日のテーマは・・・
「アクションプログラムを正しく記入する事で、契約までのシナリオを正しく組み立てることができるようになります。また、アクションプログラムから契約までのシナリオをどう描いているのかを見て事前に部下の行動に対する先行管理を行い、軌道修正を適切に指導することで契約率が向上します。」
契約率を高める為には、
「アクションプログラム」を導入して教育することが大切です。
アクションプログラムとは、いわば行動計画の事です。
見込み客をAヨミ、Bヨミ、Cヨミに区分して、
ランクアップの阻害要因と課題を明確にしながら
契約に向けた行動予定と実績を記入します。
「契約予定日」=目標を先に決めて
そこから逆算して行動予定を記入するのがポイントです。
そして、行動実績を赤ペンで書き込み
行動の予実管理を行います。
アクションプログラムを正しく記入する事で、
契約までのシナリオを正しく組み立てることができるようになります。
また、アクションプログラムを見れば、
営業担当者が今後どのように営業を展開しようとしているのかが分かります。
店長がアクションプログラムから
営業担当者の描く契約までのシナリオを見て取り、
事前に部下の行動を指導することで
「契約率」が向上します。