V字回復の勘所その八十五:
「経費の内訳を業績検討会で「オープン」にして、店長たちにも自店舗の現状が詳細に分かるようにすると、自分の頭で考えながら進んで改善を行うようになります。」

習慣は第二の天性です。
ルーティンを繰り返すことで習慣が変わり
習慣が変われば運命が変わります。

V字回復コンサルタントの李です。

V字回復の勘所を連載しています。
今日のテーマは・・・

「経費の内訳を業績検討会で「オープン」にして、店長たちにも自店舗の現状が詳細に分かるようにすると、自分の頭で考えながら進んで改善を行うようになります。」

経費を削減するためには、
まず、何にどれだけお金を使ったのかを知る必要があります。

その為に、
経費の内訳を記した固定費台帳をエクセルで作成します。

固定費台帳には、費用を勘定科目別・月別に集計するだけでなく、
各勘定科目の内訳にカテゴリーを設定して費用を集計します。

更に、全社のみならず、
店舗別に固定費台帳を作成します。

こうして集計された固定費台帳を見れば、
何にどれだけお金を使ったのかが一目瞭然になります。

これを、業績検討会と店舗会議でオープンにします。
すると、自ら無駄を見つけて改善を行うようになります。

このように公明正大な経営を行う事で、
経営トップから末端社員までが、
一丸となってコスト削減に取り組む体制が整うのです。