V字回復の勘所その八十一:
「業績検討会での決定事項を、部門長(店長)に任せっぱなしにしていては、十分に浸透させることはできません。社長以下役員が現場に赴き、直接その意思を伝えることで現場の理解が進みます。」

皆さんこんにちは!

「もっとも人間に効く薬は哲学である。」

こう言ったのは、為政者キケロですが、
教育とは考え方を教えることが大切ですね。
V字回復コンサルタントの李です。

V字回復の勘所を連載しています。
今日のテーマは・・・

「業績検討会での決定事項を、部門長(店長)に任せっぱなしにしていては、十分に浸透させることはできません。社長以下役員が現場に赴き、直接その意思を伝えることで現場の理解が進みます。」

です。

「決算予測の営業利益を先行管理する」でもご紹介した業績検討会ですが、これに加えて「現地指導」を行う事で、改善効果はさらに高まります。

やり方は、毎月一回社長以下役員が現場に赴き、
現地指導と称して店舗会議に参加します。

そして、会社の現状や方針、
また経営理念について皆さんにお話ししてください。

現地指導の目的の一つは、
業績検討会で決めた意思決定を
「直接現場に落とし込む」ことです。

業績検討会での決定事項を
部門長(店長)に任せっぱなしにしていては、
十分現場に浸透させることはできません。

社長以下役員が現場に赴き、
直接その意思を伝えることで
現場の理解と改善が進むのです。