V字回復の勘所その六十六:
「技術力を過信するあまり、機能性ばかり追求してダサイ商品になっていないか?今の時代は情緒性も兼ね揃えていなければ売れません。いわば才色兼備の二目惚れが売れる決め手です。」

皆さんこんにちは!

晩秋の朝、部屋の奥まで差し込む光に
寒い季節の始まりを感じます。
V字回復コンサルタントの李です。

V字回復の勘所を連載しています。
今日のテーマは、

「技術力を過信するあまり、機能性ばかり追求してダサイ商品になっていないか?今の時代は情緒性も兼ね揃えていなければ売れません。いわば才色兼備の二目惚れが売れる決め手です。」

です。

例えば、女房にするなら良妻賢母がよい、
というのが世間一般的な見方であろうと思います。

しかし、全く色気がなければどうでしょうか?
中身がどんなによくてもモテません。

逆に、色気ばかりあって中身がない女性を
女房にするのは問題がありますが、
しかしモテます。

重要なのは中身だと分かっていても、
ついつい色気に目が行くのが人の性と言うもの。

これは、商品に対しても同じことです。

技術力を過信して機能性を重視するあまり、
センスがないダサい商品になってしまっては
多くの人に振り向いてもらえません。

住宅のケースで言えば、
一昔前までは断熱性や耐震性など
機能性(ハード)を重視していれば事済みました。

しかし、それだけでは今の若い顧客層には受けません。

お客様のニーズに合わせたお洒落なデザインと
斬新な間取りやエコロジーを兼ね揃えた
感性(ソフト)重視の商品に生まれ変わらせることが大切です。